0
¥0

現在カート内に商品はございません。

ロゴ

瀬戸焼 豆知識

七つの釉薬ご紹介

国の伝統工芸品として指定された赤津焼の七つの釉薬。
日本六古窯のうち釉薬を用いたものは赤津を中心に、瀬戸地区のみだったといわれています。

こちらのページでは瀬戸焼の七つの釉薬の特徴を説明させていただきます。

志野(しの)

志野はほとんどが茶道具として桃山時代に生まれました。おだやかなあたたかさが特徴で見る人の心に安らぎを与えてくれます。

御深井(おふけ)

灰釉の一種で江戸時代、名古屋城の深井丸で焼成されたのでこの名があります。爽やかさの中に深い渋みが感じられます。

黄瀬戸(きぜと)

桃山時代に焼かれたもので古瀬戸と同様の釉薬ですが、鬼板粘土の使用量を少なくして黄褐色を強調。独特の優美さを出しています。

古瀬戸(こせと)

いわゆる鉄質黒釉のことで鎌倉・室町期に瀬戸を中心に焼かれました。鬼板粘土をくだき、木灰などと調合して焼出します。

鉄釉(てつゆう)

酸化鉄をおおく含んだ釉薬で鎌倉時代、灰釉とともに多く使われていました。焼き上がりは黒色、褐色で力強さがみなぎります。

灰釉(かいゆう)

代表的な上薬で日本最古の釉薬といわれています。草木の灰類を焙煤としてつくられたもので平安時代から用いられていました。

織部(おりべ)

赤津織部は木灰などを調合して調製しているため他産地には見られない深い色調をかもし出しています。

人の好みはそれぞれ!

瀬戸焼にはこのようにいろいろな釉薬があり、そのなかでも絵柄や模様によって全く違う雰囲気を感じられます。

数え切れない種類の中からゆっくりと選ぶ時間も楽しんでくださいね。

カテゴリ一覧